APEX-10

基本の希釈倍率は300倍ですが、保守管理の業務効率化に沿って倍率を変更させても問題ありません。
但し、水量があまりに少ないと効果の出現が遅れる場合があります。
1㎡あたり 1ccを落としていただくのが基本です。
「散布したい面積(㎡)」がAPEX-10の量☓水量(300〜600倍)が目安になります。
例)散布対象面積 1,000㎡→APEX-10 が1リットル(ボトルの約半分)水量は300リットル〜600リットル
散布頻度・対象物に応じて1㎡ 0.5cc〜2ccと変化させていただいても使用法は同等ですし影響はほぼありません。
用途、対象植物に応じて(根の深さや範囲)量を調節してください。

  • ギリシャ政府と契約締結(オリーブ、ぶどう、トマト)
  • デルモンテ社 世界農場契約締結(日本を除く)
  • MBL 全米プロ野球協会 芝生に採用
  • NFL 全米フットボール協会 芝生に採用

ガーナでの使用結果

平成28年10月
診断場所:千葉県
診断土壌:大豆畑
【分析方法】
pH(H20):重量容積比1:5水浸出-ガラス電極法、電気伝導率EC:重量容積比1:5水浸出-電気伝導率計法
交換性石炭CaO:pH7酢酸アンモニウム抽出-AA法、交換性苦土MgO:pH7酢酸アンモニウム抽出-AA法
交換性加里K2O:pH7酢酸アンモニウム抽出-AA法、交換性曹達Na2Op:H7酢酸アンモニウム抽出-AA法
陽イオン交換容量(塩基置換容量)OEC:東京農大法、可給態リン酸(有効態リン酸):ブレイ第二法(準法)
腐植:ピロリン酸抽出-簡易比色法

Q1 APEX-10はどんな植物や農作物に効果がありますか?

  1. 基本的にはどのような植物にも効果が期待できます。
  2. 芝の場合気温や気候によって効果の出現に時間の違いはありますが、洋芝、日本芝など、暖地型・寒地型問わず効果が実証されています。
  3. 農作物の場合も、収穫量の増加、食味・糖度の向上、硝酸態窒素値の大幅減が期待でき、世界各地や日本で実証済みです。
    ※日本でも、ぶどう・いちご・スイカ・ジャガイモ・ゴーヤ・パクチー・トマトなど数多くの作物で実際に糖度上昇や収穫量の増加が実証されています。
    また、バラ・ラベンダー・シクラメン・カーネーションなど花卉類でも開花時期の延長、花持ちの日数増加が実証されています。
    本製品を散布することで、硝酸態窒素値(土壌)が中性化することが確認されています。

 

Q2 APEX-10を散布するとどんな効果がありますか?

  1. 豊富に含まれた腐植物質(フミン酸、フルボ酸を含む)によって、植物が元気になります。
    ・稲、ジャガイモなどは、収穫量が増加し、果物は糖度が劇的に上がっています。
    ・芝は根が増え緑が美しく、花類はつぼみが増え花色も鮮やかになり、日持ち・棚もちが長くなっています。
  2. キレート効果により、地力が向上します。植物が肥料分や水分を吸収しやすくなります。
  3. エーペックステンは、土壌菌などの微生物を活性化します。
  4. 肥料分を吸い上げやすくなった植物は、力を十二分に発揮することで葉、根の発達が向上し、結果的に作物の増加につながります。
  5. 根が発達、生育することで潅水回数を減らしても自力で生育することが可能です。
  6. ソッド(切り芝)を張るときに、事前に貼り付け箇所に充分に希釈液を散布し貼り付け時に再散布することで根の張りが良くなります。
  7. 植物のストレス耐性が強化されることで、定植時の失敗を防ぎ、夏枯れなど防止、春の芽吹きも早く力強くなります。
  8. エーペックステンは、土壌を改善します。
    続けて散布していただくと、土壌が良くなり徐々に本品の使用量や肥料等の使用量も減らしていくことが可能です。

 

Q3 肥料等の混合散布による相乗効果はありますか?

  1. エーペックステンは液体の特徴を活かし、他の薬剤、肥料等と簡単に混合できます。
  2. アミノ酸系の資材は特に相性がいいことが実証されています。
  3. 殺菌剤等の混合、もしくは同時期に散布するとAPEX-10の作用で吸収が良くなり、一層の効果が期待できます。
  4. 肥料類、殺菌剤など何と混ぜても支障はないばかりか、混合散布による相乗効果が期待できます。
  5. 光合成菌など土壌善玉菌の活動が活発化します。土壌菌をご利用の際は混合もしくは同時期に散布されると相乗効果が期待できます。
  6. 液肥などの肥料分との混合は基本的な使用方法です。

 

Q4 季節による効果に違いはありますか?

  1. 基本的にはいつの季節から散布を開始していただいても季節相応の効果は出現しますが、地気温の低い時期は効果の出現が緩やかになります。
    凍結時期は避けてください。
  2. 夏の葉枯や葉焼け、乾燥が目立つ場所には、春からの集中散布が効果的です。暑さで葉色が衰えるのを抑え、暑くともいきいきとした緑を保ちます。
  3. 猛暑へのストレス軽減のため、暑くなる前からの散布をお勧めしますが、回復のために散布するのも効果的です。
  4. 凍結時期を除き、年間を通して継続使用していただくことで効果が有効に継続します。
    また、冬場は土壌菌の活性化を促すため、僅かに地温があがると言われており、春の雪解け、芝の立ち上がりの早期化、
    秋の紅葉の遅延などが期待されます。
  5. 梅雨から真夏にかけても、毛細根が成長を続けますので水やり回数の軽減、梅雨明け後の暑さによるストレス軽減につながります。

 

Q5 花や低木などへの散布方法を教えてください

  1. 植え替えや定植時には、希釈液を植え込み用の穴の3分の2程度投入してから、苗を植えつけます。
  2. 葉面散布も効果はありますが、根元にも散布してください。
  3. 散布機やドリップチューブなどで希釈液を滴下散布、またはじょろやホースで希釈液を根元へ投入してください。
  4. 希釈倍率は 500~600倍を基準にしてください。潅水と兼ねる場合はそれ以上でも可能です。
  5. 2~4週間に一度散布してください。
  6. 散布時花卉類には、シミになる場合があるので花弁を避けて散布してください。
  7. 殺菌剤や殺虫剤など何と混ぜて散布しても大丈夫です。

 

Q6 農作物の種類によって散布方法は異なりますか?

  1. 基本的には同じです。エーペックステン原液を1㎡あたり 1cc を水で希釈してから散布します。
  2. 基本の希釈倍率は300倍ですが、草花や低木の場合は600倍前後に希釈して散布します。
  3. 育苗からの継続使用が効果的ですが、一部作物によっては播種時、定植時使用が効果的な作物もありますのでぜひお問合せください。
  4. 植物の種類、栽培方法、土壌の肥料分の含有量や気候風土、地形等により効果の出現は均一ではありません。

 

Q7 APEX-10はどこの国で作られたものですか?

  1. APEX-10は、米国の有機製品です。OMRI 認証製品です。
  2. 発祥はアメリカのバラ農家が開発しました。45年前バラを栽培している一人の農家が考えました。
    どうしたら強くて美しいステキなバラが育てられるか?」これが原点です。
    今では、バラ科の苺や芝を始め 土を改善することですべての植物に活きています。

 

Q8 APEX-10の便利な使い方はありますか?

  1. 泥炭なので黒っぽくなりますが、透明でない花瓶にごく少量のエーペックステンを入れることで水の腐敗を抑え切り花が長持ちします。
  2. 微生物の活性化を促すため、残菜などを発酵させる容器に希釈液を投入すると分解が促進され悪臭を防ぐ効果も期待できます。
  3. 汲み取り式便槽、溝や排水口に少量のエーペックステンの希釈液を投入すると、悪臭が軽減されます。
    また、水がきれいになる効果も期待できます。
  • エーペックステンは水で希釈して散布します。原液のまま使用しないでください。
       (できれば塩素分がある水道水は避けたほうが効果的です。)
  • エーペックステンは肥料ではありません。適切な施肥を最大限有効に植物へ作用させる土壌菌活性剤です。
  • 泥炭エキスですので、ごく細かな粒子が入っています。使用前に逆さまにしてよく振ってからご使用ください。
  • 肌や衣服などについた場合は、すぐに洗い流してください。
  • 万が一目や口に入った場合は、すぐにきれいな水で洗い流し、異常を感じた場合はすぐに医師に相談してください。
  • 飲み物ではありませんので飲まないでください。幼児や子供の手の届く場所へは置かないでください。
  • 直射日光を避けて32度以下で保管し、開封後は一年以内に使用してください。
  • 冷凍しないでください。
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